当社の社有林は、単なる営利目的のための資源ではありません。明治時代に植林を開始して以来、
山林の計画的な保護・育成を進め、地域の環境保全や地元の雇用創出にも貢献してきました。
その方針は、今後も変わることはありません。現在、社有林の年間生長量は、9,000立方メートル余り。皆伐施業も可能ですが、当社にしかできない市場競争力のある木材の産出や資源保護の観点から、間伐を繰り返しながらの超長伐期施業を行っていく予定です。
当社所有山林約1,902ヘクタールのうち、人工針葉樹林は62%、天然広葉樹林は32%。生物多様性の観点から、再造林樹種は広葉樹を主体としていく方針です。